ファスティングのメリットの一つに内臓を休ませることがあります。
内臓などの消化吸収器官は 食品に含まれるタンパク質や炭水化物、 脂肪の消化と吸収を日々休むことなく行っています。
私たちが寝ている間もほとんど動き続けているんですね。すごい大切な器官ですよね。
ですが油の多い食事、また食べ過き、飲み過ぎなどはその消化器系臓器に過度な負担を与えときに炎症を起こすもとになります。
胸やけもその炎症の一例ですね。体験された方もたくさんいらっしゃると思います。
そんな普段から酷使されている内臓ですが、酵素を使ったファスティングでは一時的に消化吸収がなくなり休息できるんですね。
ファスティングの期間中は弱っていた内臓の組織を再生でき消化した栄養素がしっかり吸収ができる状態まで回復していきます。
消化吸収にエネルギーを使わない分、代謝(細胞の作り替え)にエネルギーが使われるのですね。
また風邪をひいたなどで体が菌やウイルスと闘っている時でも本来は代謝や解毒にエネルギーが必要です。
しかしそんな時にたくさん食べてしまうとやはり体は消化吸収を優先にエネルギーを使います。
消化吸収は体にとってはとても重労働です。体がしっかりと病原菌と闘えるようにするには実は何も食べないでじっとしているのが一番効果的で治りが早いのです。
私たちも熱が出た時や身体が不調なときは食欲がなくなりませんか？これは体の自然の反応で食欲を落として代謝にエネルギーを回そうとしているのです。
野生の動物も 経我をした時や具合が悪い時は何も食べずじっとしていますよね。それが一番早く良くする方法だと本能でわかっているからです。
私たち人間も昔は調子が悪ければ家に帰っておとなしく寝ているが正解だったのですが、最近では体調が悪い時は栄養のあるものをしっかり食べるという習慣に変わってしまいました。
これはこれで間違いではないのですが食欲が落ちているときに無理に食べるのは体に負担がかかりすぎる場合もあることを。
当然水分補給は必須なのでここは間違わないように記憶してくださいね。
体調が悪い時は無理をしてまで食べなくてもいいことは理解しておきましょう。但し水分やビタミン、ミネラルといった生命維持に必要なものはしっかり摂りましょう。
ちょっとした不調を治すなどは実は食べない、もしくは減らすなどしてゆっくり寝ているのが一番楽で早く回復する方法だと覚えておいてください。
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