マスターズスイマーのフォーム改善

マスターズ水泳を楽しむ皆さんに。

今日は2024年3月21日。水泳はパリオリンピックの代表選考会で毎日盛り上がっています。

さてマスターズスイマーのみなさんもこんなことはないですか?

水泳を始めて気持ち良く泳げるようになって、もっときれいに泳ぎたい!もっと速く泳ぎたい!と思えるようになってくる。

そしてそのためにフォームの改善に取り組むようになります。

で、ここまでくるとなぜか思うようにフォームの改善ができない、フォームを変えたのだけどぎこちない、気持ちよく泳げないなどと感じる方がいらっしゃいます。

「なぜ?」でしょう。一つの答えとして「今までのフォームが一番自分に合っているから」があります。

テレビでオリンピックの代表選考会を見ていただくと分かるように、日本のトップ選手でも全員が全く同じ泳ぎをしているわけではないですよね。

クロールを見ていてもストロークやリカバリー、呼吸のタイミングなど選手それぞれ微妙に違うのが分かります。

それは選手それぞれが自分の身体や特性に合わせて泳いでいるからです。

そうです。速く泳げるフォーム、無理のないフォームって人によって違うんです。

なので実は今泳いでいるフォームが今のご自身に最適化しているフォームだということになるんです。

水泳

特にマスターズ水泳を楽しむ方は年齢も体力、筋力も違います。それを一色単にこの泳ぎが早く泳げるフォームですってするのに無理があるわけです。

関節の可動域、各部分の最大筋力、筋持久力などが人それぞれなので、それらを無視してフォームを統一するのは難しいんですね。

例えば肩関節の可動域が大きくない人にもっと浅い位置で水をキャッチしたほうがストロークが大きくなりますよとアドバイスしても無理がありますし、

二の腕の筋力が弱い人にしっかり最後まで水を押し切りましょうとアドバイスしても筋疲労で途中からできなくなるんです。

フォームを改善するためにはその前にそのフォームなっている要因を改善することから始めるほうが理にかなっています。

肩関節の可動域を広げる、足りていないところの筋力をアップするなど、水の中ではなかなかできないことを陸上トレーニングで取り組みつつ、

水の中で試してみるを繰り返すと早く改善につながります。

同時に速い人の泳ぎをしっかり見てイメージをしっかりつけていきましょう。

ただし早く泳ぐための原理原則は大切です。水面に対して平行に浮くこと。水の抵抗の少ない動き方をすること。

この2つはとても大切なので覚えておきましょう。

さあ今日もテレビで選考会の中継があります。ぜひ生中継で迫力のある泳ぎを見てください!

岡山市北区のパーソナルジム

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