体は食べたものでできている.1

当たり前のことですが、人の体は食べたものでできています。どんなにいいトレーニングをしても食べるものの質が悪ければ良い身体と精神状態は作れません。多種多様な食事がどこでも簡単に手に入るようななった反面、いろいろな問題も起こっています。このコラムでは食の正しい知識をお届けします。

【食品添加物のウソ・ホント(アミノ酸等)】

コンビニなどで売られているほとんどの食品の表示ラベルには「調味料(アミノ酸等)」と記載されています。これの正式名称は「グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)」なんですが化学調味料と書くと消費者から嫌がられるのでこの表記になっています。「アミノ酸」と聞くとタンパク質を連想させて何となく健康に良さそうなイメージですが、この添加物はグルタミン酸をアルカリ(劇物扱いの苛性ソーダ)で中和して作っています。口に入れるととても濃い出汁のうまみを感じます。私たちの大好きな味ですね。

ただしあまりにも濃い味なので普段から頻繁に取り続けていると、味覚が鈍感になり濃い味でないと美味しく感じなくなってしまいます。本来の食事が味気なくなるのでさらに濃い味を求めてしまう。濃い味なのでご飯も必要以上に食べてしまうという健康とは逆の悪循環になってしまいます。(販売の立場ならたくさん売れるので好循環)

今の時代の食事では完全に避けることは無理なので3食のうち1食はコンビニみたいに加工食品は上手に利用するようにしてくださいね。

ボディ&バランス代表 プロフェッショナルファスティングマイスター 福神徳夫

体は食べたものでできている.1
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