健康と美容と食育のスペシャリスト
ファスティングマイスターによるファスティング講座
ファスティングの意外な効果の一つとして味覚が敏感になることが挙げられます。
私たちの普段の食生活は添加物にあふれています。食品メーカーでは皆さんに買ってもらうために加工食品にはうまみを強く感じるアミノ酸をはじめたんぱく加水分解物や、長期間形を崩さないためのリン酸塩、長期保存ができるようにペーハー調整剤など私たちが聞いてもなんだかよく分からないものがたくさん使われています。
その中でもアミノ酸は私たちがうま味を感じるカツオや昆布の出汁の味を強烈に感じさせる添加物です。
これがたくさん入った食べ物はとてもご飯が進みます。うま味が濃いのでご飯と一緒に食べるのがちょうどいいんですね。
たくさん食べてもらうとメーカーも売上アップにつながりますからさらに使うというループになります。
それら濃い味のものを食べ使い続けるデメリットはそのうち味覚がマヒして来て濃い味でないと美味しく感じなくなるんです。
本来の素材の味が分からない、添加物が入っていないと美味しくないのは不幸だと思いませんか?
ファスティングは食べない健康法です。一時的に食べないことで味覚が正常に戻ってくるんですね。
ファスティングの後にお客様から「薄味でもすごく美味しく感じる」「生の野菜が美味しく素材の味だけで十分になった」と聞くことが多いです。
正常な味覚が戻れば余計な調味料も必要ありませんし無理なく食べ過ぎを防ぐことも可能です。
定期的なファスティングはそんな味覚を正常に戻すきっかけになります。
素材本来の味を楽しめる健康的な食生活を送りましょう。
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