皆さんはマグネシウムという大切なミネラルをご存じでしょうか？
実は現代の食生活ではマグネシウムは絶対的に不足しており体の不調の原因の一つになっています。
マグネシウムは体のたくさんの機能を整えてくれる大切なミネラルの１つです。
歯や骨を作る、筋肉を動かし正常に保つ、あらゆる酵素を助ける働きをしています。
また体内に取り込んだあらゆる栄養素をエネルギーに変えるために絶対必要なミネラルでもあります。
なのでマグネシウムが不足してしまうと疲れやすくなる、イライラすることが増える、筋肉がつりやすくなるなどいろいろな弊害が出てきます。
またいつまでもマグネシウム不足が続くと狭心症や心筋梗塞などの命に係わる症状が出てくることもあるんです。
なので普段から食事を通して積極的にマグネシウムを摂取することが大切なのですが、最近の食べ物は依然と比べてマグネシウム自体の含有量が少なくなっていると言われています。
野菜を例に例えると一説では昭和の事態と比べて３分の１程度までになっていると報道があったくらいです。
本来の野菜はその土壌からたくさんのミネラルを取り込むのですが最近の土壌はやせていてそのほとんどが化学肥料を使って育てられています。
色や形はきれいでなおかつ短期間で大きく育つのですが、残念ながら必要な栄養素までは取り込みことができていないようです。
なので意識してより積極的に正しい食材を学び、そして選ぶことが大切になります。
マグネシウムを多く含む食品は大豆・玄米・雑穀米・わかめ・アボガド・ゴマ・バナナなどです。
また食事からでは足りないのでサプリメントで補うことも考えましょう。
ただしドラックストアーなどで販売しているマグネシウムは酸化マグネシウムと言って便秘薬に使われています。
人体への吸収率が悪く、その逆に腸内の残っている排泄物の水分をためることで排泄に役立つんですね。
これはこれで大切な役割だと思いますが。
エネルギー代謝に必要なのは塩化マグネシウムです。一番身近なところでは「にがり」です。お豆腐を作るときの凝固剤として使われたりします。
これならスーパーで売っています。ご飯を炊くときに少量入れると艶々でふっくら炊けると評判です。
美味しく炊けて不足しているミネラルも補給できる一石二鳥のにがり。ぜひ試してください。
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