五大栄養素とは?
「炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル」のことで身体を作る上で必要なものです。
その中でも「炭水化物・たんぱく質・脂質」は三大栄養素と呼ばれ主な役割を担っています。
今回はその中で一番身近な栄養素を簡単に説明していきます。
「炭水化物」について。
まず炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。
糖質はエネルギー源として食物繊維は腸内環境整備や様々な疾患を予防する働きがあり主にトレーニングに必要なのは「糖質」です。
糖質は1gあたり4kcalのエネルギーを作り出し人間は食事や運動時にこのエネルギーを最初に使います。
またこのエネルギーは肝臓と筋肉に「グリコーゲン」という形で貯蔵され筋肉にあるグリコーゲンはトレーニング時に利用されます。
しかし筋肉に貯蔵される量は決まっているため好きなだけ摂っても良いというわけではありません。
必要以上に摂りすぎるとエネルギーとしてではなく中性脂肪として身体の中に貯蔵されてしまいます。
よく言われるように「食べ過ぎはよくない」という状態ですね。
ただし炭水化物を取らなさすぎるのもよくありません。
一時期流行った「糖質制限ダイエット」
これは確かに短期間でのダイエット効果は高いです。
大手のパーソナルジムでCMがたくさん流れていたのも記憶にある方も多いと思います。
しかしエネルギー源である炭水化物を過度に少なくした場合、脂肪だけでなく体の中のタンパク質までも分解してエネルギーに変えようとします。
タンパク質というと筋肉とイメージしがちですが体の構成物質は骨以外ほとんどがタンパク質です。
血液、皮膚、髪の毛もタンパク質です。これらも消耗してしまうとしたら大変ですよね。
糖尿病で高血糖の緊急治療に入院して糖質制限をかけることがありますが、これは医者が常にモニターしているからできることなんです。
それほど危険(デメリット)もある方法です。あまり気軽にするものではありません。
要は炭水化物の摂り過ぎが太る原因なのでダイエットの時は摂り過ぎない「適正量」を食べることが正しいと思ってくださいね。
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